【株式会社グライブ様】SP 確定手数料分析システム導入事例

保険代理店報酬手数料システムを短期間、低コストで構築

保険会社提供の手数料データより募集人の報酬明細書を自動作成するシステムを短期間、低コストで構築した事例紹介!

背景

頼れるマネー・エクスパートの【株式会社グライブ様】では、保険の代理店手数料より募集人毎に按分して報酬明細書を作成するシステムをご利用になっていました。
当システムが2022年に急遽サービス終了となり、同様の機能を持つシステムを探されていました。
また既存システムはクラウドサービスにつき使い勝手や機能制限があり、これらの課題解決も行いたいと考えていました。
当社にお問い合わせがあり「SP 確定手数料分析システム」をご紹介したところ、現行システムと同等の機能を有しており課題解決もできるということでご選定いただき、2022年8月にリリースいたしました。

株式会社 グライブ 様(代表取締役 安田 潔 様)
https://glive.co.jp/

目的

① 現行システムの終了は2022年6月末(年内延長利用可能)につき短期導入する必要があり、パッケージベースで開発する必要がある。
② 急なサービス終了であり計画的なシステム導入ではないために、初期導入費はできるだけ抑え、保守費も削減したい。
③ 長期でシステム利用したいので、現行システムのような急なサービス終了にならないように開発実績と保守ができる企業に依頼する。
④ 現行システムの課題を解決して事務負担を軽減する。

効果

① パッケージベースで画面イメージを確認しながらチューニングしたことで、スムーズに仕様確認ができ3か月間でリリースできた。
② パッケージ+カスタマイズ開発により初期費は予算内に収まり、保守費は現行より削減することができた。
③ 当社は保険代理店のシステム開発実績が30年以上で、社員の7割が保険開発経験者につき長期で安定した開発体制が確立できている。
④ 統計分析ができないという現行システムの課題は、SP BRLite(汎用検索出力ソフト)がバンドルされており自由に資料作成ができるようになった。
⑤ 確定手数料分析システムはPCアプリにつき現行システムのブラウザベースに比較すると操作性が向上した。

概要

システムイメージ

画面イメージ

① 生損保手数料データ取込画面

生損保から提供される各種データをEXCEL共通フォーマットに変換して契約データの新規作成と当月分の手数料データを一括取込します。

② 契約データ按分情報登録画面

契約毎に按分情報を登録します。EXCELデータからの一括登録機能も用意しています。

③ 生損保手数料データ照会画面

契約単位に按分した手数料内容を画面で検索して、必要に応じて修正できます。

④ 担当者別手数料明細データ作成

担当者毎にEXCELブックに出力して、保険会社・初次年度・インセンティブごとの集計結果と明細情報を出力できます。

⑤ 手数料分析資料の作成(SP BRLite を利用)

支払年月/保険会社/保険種類/所属/担当者別にSP BRLiteを利用して手数料推移を確認できます。

技術要素

① Microsoft Accessベースの開発によりお客様先で要件確認してその場で実装可能
② SP BRLite(汎用検索出力ソフト)によりノーコードで帳票作成やデータ出力が可能
③ 汎用メニューソフトによりSP BRLiteで頻繁に作成する帳票やデータ出力をメニューに登録して簡単に起動可能

システムに関する情報

利用者数制限なし
システム形態スタンドアロンシステム
※ DBファイルをPCにコピーして複数人で利用
開発言語・ツール当社パッケージ SP 確定手数料分析システム(Microsoft Access / SQLite)
  https://www.sp-inc.co.jp/products/insurance_agency_package/insurance-fee-analysis/
当社パッケージ SP BRLite(汎用検索出力ツール)
  https://www.sp-inc.co.jp/products/insurance_agency_package/sp-brlite/
開発期間3ヶ月
開発規模SP 確定手数料分析システム(SP BRLite含む)初期ライセンス 50万円(税抜き)
カスタマイズ開発   1.5人月

導入された「株式会社グライブ様」のお声  ~ 管理部セミナー事務局 宮崎 美由紀 様 関口 一美 様

株式会社グライブ社宮崎様と関口様に SP 確定手数料分析システム を選定した経緯、開発時や導入後の状況、今後の期待についてお話を伺いました。(天井)

1.SP 確定手数料分析システムを選定した決め手は何でしょうか?

2021年12月に10年間利用してきたシステムが、2022年6月に急遽サービス停止すると運営会社から連絡がありました。グライブ社では1つの契約を初年度、次年度、インセンティブにより募集人の報酬率が異なる手数料計算を行っています。手数料管理ソフトを販売する数社に相談しましたが、同一募集人でも報酬率が異なると別の募集人扱となり高額なライセンスになってしまう、カスタマイズ開発が難しい ということで決まらない状況でした。ソフトウェア・パートナーに相談したところ、SP 確定手数料分析システムのカスタマイズで対応可能である、乗合会社や募集人数によってライセンスは変わらない、旧システム停止までにリリース可能 ということで決めました。(宮崎様)

2.開発中のソフトウェア・パートナーの対応についてはいかがでしたか?

最初にカスタマイズ要件を伝えるとしっかりと理解してもらい、検証納品では思った通りのシステムになっていました。(関口氏)
SPIは受け身の姿勢でなく30年以上の保険代理店システムの開発実績から積極的に提案してもらい、当社の要件にはなかったよりよい機能を提供してもらいました。(宮崎氏)

3.SP 確定手数料分析システムを導入した後の利用状況はいかがですか?

旧システムは単月の報酬計算ソフトとして利用していました。新システムは毎月の手数料データを累積して、月別に保険会社・保険種目・初年度/次年度毎に手数料分析ができ、手数料予測として経営面で活用したいと考えています。募集人から契約単位の手数料推移を知りたいなどいろいろな要望があがっています。新システムではSP BRLite(汎用検索出力ソフト)が搭載されており、ノーコード開発でいろいろな帳票を自社で作成したいと思っています。(宮崎氏)

4.今後の新システムへの期待はございますか?

① SP BRLiteはいろいろな分析が可能で活用しています。できれば、旧システムのデータを取り込み過去10年間の分析ができるとよいです。(宮崎氏)
② 保険会社から提供される独自データを社内でレイアウト変換してSP 確定手数料分析システムに取り込んでおり、自動変換して取り込めるとよいです。(宮崎氏)
③ 現在1名がデータ取込&手数料確定を行い、保存したデータをコピーして他の人が帳票作成や分析をしているので、複数人が同時利用できるとよいです。(関口氏)
④ 当社(グライブ社)のような保険代理店が効率的に報酬手数料管理を行いたいとソフトを探しています。SP 確定手数料分析システムの機能拡張とご紹介をしていただき、多くの保険代理店で活用してほしいです。(宮崎氏)

宮崎様・関口様、貴重なご意見を聞かせていただきまして、誠にありがとうございました。今後もしっかりとサポートさせていただきます。(天井)

当社では保険代理店様のお役に立てるように、一層製品開発に尽力してまいりますのでお気軽にご相談ください。